【中日】若きエース髙橋宏斗の原点。家族、恩師、そして故郷・尾張旭市との深い絆
更新日:2026年2月23日
中日ドラゴンズの髙橋宏斗投手は、20歳という若さで2023年のWBC日本代表(侍ジャパン)に選出され、最年少ながら世界一に貢献した希代の才能を持つ右腕です。その急成長の背景には、恩師、家族、そして故郷である尾張旭市との深い絆があり、多くの人々に支えられながら今の彼が形作られています。
恩師が語る「グイグイいける才能」
中京大中京高校時代の恩師である高橋源一郎監督は、彼の性格を「人懐っこい性格で、好奇心旺盛」と評しています。高校時代は「落ち着きがない」と言われることもありましたが、その物怖じしない性格が、日本代表という豪華な顔ぶれの中でも遺憾なく発揮されました。
「吸収しすぎてパンクしないか心配」—— 高橋源一郎監督
宮崎合宿では、ダルビッシュ有や山本由伸といったトッププレーヤーの動きを熱心に見つめ、3歳年上の大勢(巨人)にぴったりとくっついて歩く姿が目撃されています。源一郎監督は、教え子が技術をどん欲に吸収しようとする姿勢を喜びつつも、その圧倒的なスピード感に驚きを隠せません。
兄・伶介さんへの憧れと「兄弟日本一」の奇跡
髙橋投手の野球人生の原点は、5歳年上の兄・伶介(れいすけ)さんにあります。2歳の頃から兄の後を追い、自分にできないことを何でもこなす兄は常に「憧れであり目標」でした。
宏斗投手が中京大中京高のエースとして明治神宮大会で優勝したのと同日、慶応義塾大学に進んでいた伶介さんも大学の部で優勝。神宮球場で「兄弟同日日本一」という奇跡的な快挙を成し遂げたのです。
家族の献身的なサポートとダルビッシュとの縁
両親の支えも極めて厚いものです。父・秀夫さんは150キロを超える息子の速球をキャッチする練習相手を務め、母・尚美さんは毎日午前4時に起床して2リットルのタッパー飯を作るなど、徹底した食事管理で彼を支えました。
エピソード:WBC期間中、ダルビッシュ有投手が自身のスイートルームを髙橋投手の家族へプレゼント。それがきっかけで、ダルビッシュ投手と母・尚美さんがLINEを交換するという心温まる交流も生まれました。
故郷・尾張旭市との絆
愛知県尾張旭市出身の彼は、今でも地元の「森林公園」や「スカイワードあさひ」周辺を走って体を動かしています。地元の少年野球チーム「三郷ファイターズ」時代の指導者は、今でも彼を「息子のような存在」として誇りに思い、温かく見守り続けています。
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